NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で織田信長の正妻・帰蝶(濃姫)役を演じる川口春奈(25)が、クランクアップしたことを報告し、「不安で苦しくて、プレッシャーを感じる日々でした」と、この1年を振り返った。

川口は25日、帰蝶役の衣装姿で花束を抱えた写真をインスタグラムにアップし、「撮了しました」と報告。

「とんでもない重さの、とんでもない大きさの、なにか大きいものから解放された気持ちです」と、率直な思いを明かした。

その上で「この1年どこにいても何をしていても大河のことが頭の中から離れず、こびりついてて、有難いことなんですが、不安で苦しくて、プレッシャーを感じる日々でした。でもそれ以上に応援して声をかけてくれるひとがたくさんたくさんいて、私を支えてくれるスタッフがたくさんいて、背中を押してくれて、頑張ることが出来ました。麒麟がくるに参加出来たことが奇跡のようで、感謝しています!」とつづった。

川口は、同ドラマ放送開始の約2カ月前に薬物事件を起こして降板した沢尻エリカの代役に決定。放送開始が遅れたほか、新型コロナウイルスの影響で収録が一時延期となるなど、ドタバタが続いた。

「今年は世界中が大変で、激動の年だったかと思います。まだまだ大変な状況ですけれど、こうして素敵な作品に巡りあい、少しでも皆さんに元気や希望を与えることが出来ればいいなと思い日々撮影をしてました!」と振り返り、「明るい未来がきっと、必ず、またやってくると信じてこれからも頑張りたいです。麒麟がくる、最後までどうかよろしくお願いします!! 1年間本当にありがとうございました!」とつづった。