2021年の芸能界でブレークしたり、バズる「急上昇」候補は-。日刊スポーツが注目する新星たちを「2021年『急上昇!』」と題してお届けします。

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米倉れいあ(15)が、年明けから一気に輝きそうだ。今月12日放送開始のフジテレビ系「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」(火曜午後9時)でドラマデビューを果たす。

18年に開催されたオーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」をきっかけに、翌19年10月結成されたガールズユニット「821(ハニー)」のメンバー。20年2月にデビューして、約1年で連ドラレギュラーの座をつかんだ。「演じるのは不登校中の謎めいた女子高生です。自分とは共通している部分がなくて、全然違うキャラクター。難しかったですけど、楽しかったです」と振り返った。

初の演技は「緊張した」といい「事務所の先輩の(主演)藤原竜也さんに『演技ってどうやったらいいんですか?』って聞いたら『てきとーでいいんだよ』って。かっこいいなって思いました」と笑顔を見せた。

「青の-」は、学校内警察官が、常駐する中学校を舞台に、学校で起きている問題を1話完結で描く学園エンターテインメント。同年代にも刺激を受けたといい「撮影現場で一番仲良くできたのが、鈴木理央さん。すごい仲良くて、ずっと話していた。このセリフってどんな感じで読めばいいかなとかアドバイスもらっていました」と明かした。

憧れる人は「石原さとみさん」と即答。挑戦してみたい仕事を聞くと「マルチタレントを目指していて、今、一番やってみたいのは声優さん。やっぱりアニメが結構好きで。アニメの声優さんをやれたらなーって」と目を輝かせた。そして「『賭ケグルイ』というアニメをやってみたい。自分とは全く違う役を演じてみたいです。元気な役とか、おとなしい人の役とか、やってみたいです」と続けた。

21年の目標については「いろんな番組に出たり、ドラマとか映画とか出来たらいいなって思っています。いろいろなオーディションを頑張っていきたいと思っています」と意気込んだ。【取材・佐藤成】

◆米倉れいあ(よねくら・れいあ) 2005年(平17)2月8日和歌山県生まれ。ガールズユニット「821」で20年2月、「WHO」でCDデビュー。個人でも20年2月から日本テレビ系「ZIP!」の英会話コーナー「星星のベラベラENGLISH」に出演中。身長161センチ。血液型B。