NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の6日に放送された第23話の平均視聴率が17・6%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、

千代は活動写真を作る会社社長と話す黒木から女優になる話を快諾したが、その黒木が詐欺師で逮捕された。幸いにも被害がなかったが、仕事が終わり1人になると悔しさが込み上げ涙した。そんな時、カフェの仲間の真理(吉川愛)と洋子(阿部純子)が女優試験に合格したと喜ぶ姿を目の当たりにし、千代は女優になりたいという正直な自分の気持ちに気づき、その思いをカフェで働く仲間に話した。その日以来、千代は京都撮影所に通う日々が始まった。そんな時、真理の紹介で山村千鳥一座という劇団の採用試験を受けることになった。そこには鬼の形相した山村千鳥(若村麻由美)がいた。