12日スタートのTBSドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(火曜午後10時)の制作発表会見が7日、都内で行われ、主演の上白石萌音(22)や菜々緒(32)、Kis-My-Ft2の玉森裕太(30)らが出席した。

同作はファッション雑誌編集部が舞台。上白石演じる安定志向の平凡な新入社員・奈未が、菜々緒演じるストイックな女性鬼上司に立ち向かいながら、玉森演じるイケメン御曹司との前途多難な恋にも挑む。仕事もプライベートも成長していく物語だ。

上白石は仕事も恋も頑張る女性について「本当にすごいなって思うんですよね。私なんて仕事でいっぱいいっぱいでそんな余裕ない。ちゃんとどっちも頑張ろうって思っている時点で本当に素晴らしい」と絶賛。「うまいこといい影響を、恋と仕事が相互作用させて毎日キラキラしててほしいなって思います。ただただ尊敬します」と続けた。

菜々緒は自身の代名詞とも言える“ドSキャラ”を演じる。役柄との共通点は「私も結構仕事人間だなって思う。仕事がすごい好き。仕事が趣味と言っても過言ではない。仕事に対する姿勢、心構えは共感できます」と語った。

菜々緒の上司役のユースケ・サンタマリアは「ドSの人ほど夜になったらポメラニアンみたいになる。(菜々緒は)そういうところも表してくれる。怖い分、女の子みたいなところのギャップもあってすごくいいよ」と絶賛した。

玉森は「子犬系イケメン天然御曹司の玉森です。あ、潤之介役の玉森です」とあいさつから“天然ぶり”を発揮。ミキの亜生(32)から「びっくりするくらいマブダチなんです。玉ちゃんていう仲なので。これ前世であってたんちゃうかっていうくらい。こんなに呼吸会う人初めてです」と仲良しアピールされると玉森も「ぼく結構人見知り激しい方なんですけど、亜生くんくらいぐいぐい来てくれるとすんなりいけた」と同意。亜生がしたり顔をみせると玉森は「でも前世であったなっていう感覚はない」と答えて笑わせた。

「逃げるは恥だが役に立つ」などのヒット作で知られる火曜ドラマ枠では初出演となる間宮祥太朗(27)は「火曜10時の枠に自分が出るとは思っていなかったので、火曜10時のファンの皆さん、どうぞお手柔らかにお願いします」と控えめに意気込んだ。

また、冒頭で亜生が「上白石萌音のバーターとしてやってまいりました。上白石萌音のあるところにミキの亜生あり」とあいさつし、会場がシーンとなると、ユースケ・サンタマリアから「酒臭いんだよ」とつっこまれた。亜生は「ユースケさそれ本当にやめて。マジで酒飲んでいない。飲んでいません。全く。ジョークジョーク」と全力で否定すると全員が爆笑するなど、現場の雰囲気の良さをうかがわせた。

上白石は「本当にすてきなチームで、大好きなんです。ただ現場にいるだけで元気になれますし、明日も早く現場に行きたいなって思えるチームです。優しさだったり、ホッコリする感じが画面越しのみなさんに伝わるといいなと思います」と呼び掛けた。

久保田紗友(20)も出席した。