TOKIO長瀬智也が主演のTBS系ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10時)の第3話が5日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・9%だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・5%、第2話は9・7%だった。

同作は、長瀬演じるピークの過ぎたレスラー、観山寿一が、死期の迫った「能楽」の人間国宝である父親(西田敏行)のヘルパー(戸田恵梨香)と、家族を巻き込んで遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる異色のホームドラマ。

第3話で、観山寿一(長瀬)はさくら(戸田恵梨香)に借りた10万円を返すため、スーパー多摩自マンに扮(ふん)してリングに上がった。試合を終え、急いで帰路につく寿一の元に、寿限無(桐谷健太)から一本の電話がかかってきた。寿三郎(西田敏行)が廊下で転び病院へ運ばれたという内容で、寿一は慌てて病院に駆けつけた。自分が目を離した隙の出来事に言い訳できない寿一は、さくらや踊介(永山絢斗)、舞(江口のりこ)からの追及にただ謝ることしかできなかった。

そんな中、寿三郎は残りの人生を楽しむため、さくらとエンディングノートを作った。エンディングノートから父の願いを知った寿一は、家族に内緒である決意をした。