元貴乃花親方の花田光司氏と元フジテレビアナウンサー河野景子さんの長男で、靴職人の花田優一氏(25)が、「守るべき職人の文化を継承し、これまで以上に憧れられる、輝かしい世界にしていくことが、僕の生きる道だと思っています」と熱い思いをつづった。

花田氏は26日、ブログを更新。「若手がほとんどおらず、40代でも若手と言われる革や靴業界の中で二人目の同い年の仲間に出会いました」と書き出し、「あと20年経てば、ほとんどの職人さんがいなくなります。この時代の流れを大きく変えなければ、日本から職人が消える可能性もあります」と、高齢化が進む業界の実情に対する懸念をつづった。

「これまでの時代を背負ってこられた先輩方に勉強させて頂きながら 衰退の一歩を辿るこの、皮革や職人の世界の中で、次の時代を担い、文化、伝統を継承する為に、自分たちが良い革命を起こさなくてはならないと、日々考え、向き合う日々です」と花田氏。「もし、僕らが生きる世界に少しでも興味があるならば、僕らのように、25歳でも戦っている仲間がいると思って、胸を張ってチャレンジしてみてください。一緒に戦いましょう」と呼びかけた。

絵画の展覧会を開催したり、歌手デビューを果たすなどマルチな活躍を見せてきたが、「少しでも多くの仲間たちと、守るべき職人の文化を継承し、これまで以上に憧れられる、輝かしい世界にしていくことが、僕の生きる道だと思っています」と、本業への思いをつづり、「僕は、誰よりも失敗して、誰も追いつけないところまで挑戦し続けるので この世界に挑戦する若者の、絶対的な味方はここにいます!待ってます!!」とした。