米女優ジェニファー・ロペス(51)と元ニューヨーク・ヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲス(45)が、婚約を解消したことが明らかになった。ピープル誌など複数のメディアが伝えており、2年の交際を経て2019年3月に婚約した2人は4年間に及ぶ関係に終止符を打ったという。

2人は昨年6月にイタリアで豪華な挙式を計画していたが、コロナ禍で延期を余儀なくされていた。Usウイークリー誌によると、今月1日にロペスが新作映画の撮影のために滞在しているドミニカ共和国を訪問したロドリゲスと一緒に過ごす姿が目撃されたのを最後に、その後は1度も会っていないと関係者は語っている。ロドリゲスはこの日、米フロリダ州マイアミ沖でボートに乗る単身の写真に「私のことは気にしないで。ボートで自撮りしているだけだから。みんなの週末の予定は?」とコメントを添えて破局を匂わせる投稿をしている。

2人は互いの元配偶者との間の子供たちも交えて仲むつまじい日常をSNSで度々披露しており、昨年は2人の投資会社がニューヨーク・メッツの買収を目指していたが撤退したことも話題になっていた。また、今年1月に行われたバイデン米大統領の就任式でもパフォーマンスを披露したロペスをロドリゲスは会場で見守り、議事堂をバックに仲むつまじいツーショットをSNSに投稿していた。一方で、互いに仕事が多忙ですれ違いになることも多く、かなり以前から関係が微妙になっていたと複数のメディアが伝えている。

バカンス先のバハマの海岸でロマンチックなプロポーズをしたロドリゲスだが、その直後に元メジャーリーガーのホセ・カンセコが自身の妻がロドリゲスと浮気したと暴露する騒動もあったが、当事者はこれを否定。ロペスも事実ではないので2人の関係は変わらないとロドリゲスを擁護していた。現時点で2人からの正式はコメントは出されておらず、破局の原因など詳細は明らかになっていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)