伊藤あさひ(21)が2日、都内のシアターサンモールで開幕する舞台「五月雨」(11日まで)の開演前に取材に応じた。自身、初の舞台への挑戦に「ストレートな、こういう舞台は初めて。先輩のお力添えでここまでやってきた。頑張るしかない」と意気込んだ。
「五月雨」は、4月1日の職員室で起きた出来事を描いた物語。馬場良馬(36)が学年主任の藤本、高崎翔太(32)が女子生徒との交際疑惑があるモテ教師の上田、宮下貴浩(40)が多額の借金をしている教師の気賀、そして伊藤は新任教師の村田を演じ、4人は生徒役も演じる。
馬場は「春休み中、生徒が少ない中、新任の教師が来る。教師になりたかったのに、すごく他の先生に振り回されたり、新任の先生に教えたり…いろいろ、少しずつ掛け違えたボタンが飛んでいっちゃって、ドラマが展開される」と物語を説明した。
伊藤は、2週間ほど行われた稽古について「正直いうと、メチャクチャ短かった。最初、不安で大丈夫かと思ったけれど、密度の濃い稽古が出来た。大丈夫だと思う。毎回、稽古中もプライベートでも、お三方にいろいろ教えられた。自分の立ち位置と合っているし、やりやすい」と共演の3人に感謝。馬場は「最初、台本が途中までしかなかったのに全然、緊張しているように見えなかった。肝が据わってるなと思った」、宮下も「伊藤君、本当に初稽古かと…緊張が顔に出ない」と伊藤を絶賛した。
伊藤は20年のNHK連続テレビ小説「エール」で高校球児役を演じ、人生初の丸刈りに挑戦したことが話題となった。すっかり髪も伸び「やっぱり、短かった時は、お風呂がすごく早かった。髪が長くなってきて…戻ってきたなという寂しさもありましたけど、(頭部が毛髪に)守られているという安心感はありましたよね」と笑みを浮かべた。
そして「役が来たら、全然、抵抗がないんで、合った役であれば髪形をドンドン、変えていく気持ちはある」と明言。「まだまだ自分では若いと思っているので、何でも挑戦。今回も1つの挑戦。自分に出来ることがあったら、何でもやりたい」と、今回の初舞台を足掛かりに、新たな挑戦を続けると誓った。



