食を題材にしたシリーズ第4作、映画「種まく旅人 華蓮のかがやき」(井上昌典監督)の舞台あいさつが3日、都内で行われた。

主演の栗山千明(36)は「撮影は19年。やっとの思いの公開です。見てほっこりしていただきたい作品です」とホッとした様子だった。題材は石川のレンコン。出身地の茨城も全国で一、二を争う名産地だが、「撮影を通じて初めて知る食べ方が多く、勉強になりましたね」と笑った。

平岡祐太(36)は「ロケ弁に毎日レンコンが入っていて、シャキシャキしておいしいのですが、さすがに他のものも食べたくなりました。劇中に学生服姿のシーンがあるのですが、さすがに不自然な気がしました」と振り返った。

井上監督は「あそこは画像加工したから大丈夫」と明かした。