放送作家の高田文夫氏(72)が、お笑い芸人の有吉弘行が再ブレークしたきっかけを明かすとともに、自身への結婚報告がないことをボヤいた。

高田氏は5日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で、有吉とフリーアナウンサー夏目三久の結婚に言及。結婚報道で周囲のタレントらが有吉の人柄を「いい人」などとコメントしていることに、「うそばっかりなんだよ。急に有吉、いい人になっちゃってさ」と笑って毒づき、「あの野郎。(放送を)聞いてたらここへお前今度来いよ、報告しに」と呼びかけた。

高田氏は、有吉が日本テレビ系「進め! 電波少年」の海外ヒッチハイク企画などでブレークするも、その後に仕事がなくなっていたどん底の当時、ダチョウ倶楽部の上島竜兵を慕う芸人たちによる「竜兵会」の集まりに呼ばれて行ったことがあったという。そこで見た有吉について「異常に竜兵をツッコむのうまいんだよ。的確なのよ、ビシバシ、ビシバシ。俺、死ぬかと思ったぐらい笑った。『本当にコイツ、うまいな』って」と振り返った。

その後、有吉は「ビバリーー」のリポーターに起用され、「有吉、爆笑とってたんだよ。そうしたら業界は早いからさ。『有吉ってすごくない?』って話になって復活できたんだよ」と高田氏。「そういう、いろいろあったんだよ。それから、ひと言もあいさつ来ないじゃないか、有吉も。何だ結婚ってお前」と、うれしそうにボヤきつつ、「でも良かったよな。お似合いだよね」と祝福した。