女優高橋ひかる(19)が、テレビ東京系「春の呪い」(放送開始日未定)で民放連続ドラマに初主演することが6日、分かった。

今春新設された土曜夜のドラマ枠「サタドラ」の第2弾作品で、小西明日翔氏の同名漫画が原作。高橋は、財閥の御曹司と婚約していた妹の死後、家の都合でその青年と交際する主人公・立花夏美を演じる。妹に罪悪感を覚えながらも相手にひかれ、禁断の恋に揺れる複雑な役どころだ。

3年ぶりの連ドラ主演作となる。高橋はオファーについて「結構サラッと言われたので、えっ何のこと? と(笑い)。原作や仮台本を読み進めて、ようやく実感が湧いてきた感じです」。どこか憂いを秘めた女性を演じ、バラエティーでの明るいキャラクターとは違った一面も見られそう。物語については「『呪い』という言葉を使っていますけど、人間ドラマ的なところが濃い作品」とし、「人や思いを大切にしながら作りたいと思います」と意気込む。

ドラマは“道ならぬ恋”がテーマだが、自身については「結婚できるのかな? 結婚や恋愛が身近にないので、作品を通して触れるみたいな感じ」と照れ笑い。クランクイン前の緊張を素直に明かしつつ「作品自体は重い雰囲気があるところもあるんですけど、現場は明るくできたらと思っています。よく座長という言葉を使いますが、みんなで1つの作品を作ると思うのでチームワークを大切にしたいです」と話している。