人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作などを発表する「ガンダムトピック2021」が13日、都内で開催された。

席上でアニメ制作会社サンライズの小形尚弘ガンダムシリーズプロデューサーが、同日、発表された米映画製作会社レジェンダリーピクチャーズと共同製作し、Netflix(ネットフリックス)向け映画として共同製作する「機動戦士ガンダム」シリーズの実写映画について言及した。

監督には、17年の米映画「キングコング:髑髏島の巨神」を手掛けたジョーダン・ボート=ロバーツ監督(36)に決定した。小形プロデューサーは「監督は『ガンダム』への造詣も深く、リスペクトして、やってくださる。しっかりやっていきます」と胸を張った。

その上で、小形プロデューサーは「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」40周年記念プロジェクトの一環として、YouTubeガンダムチャンネルで配信中の「ガンダムビルドリアル」の本広克行総監督(55)に「本広さんはどんな実写を?」と問いかけた。本広総監督は「ガンダムは無理なのでイデオンを」と、1980年(昭55)にサンライズが制作したアニメ「伝説巨神イデオン」の実写化を希望した。

また「ガンダムビルドリアル」第2話の配信開始日が26日に決定。BS11でも6月中旬以降、放送が決まった。田中佑和監督は「ドラマの今後の肝となる分岐点になる」と見どころを語った。