のん(27)が15日、都内で行われたイタリアの食品メーカー「バリラ」の新パッケージお披露目会に出席した。

バリラは「あなたに良いもの、それは地球に良いもの」をモットーに、パスタ製品のパッケージをプラスチックから、100%バージンパルプによる紙に置き換える変更を、本社のあるイタリアをはじめ全世界で行っているが、日本でも21年から順次、行っていくと発表した。全世界では、幅1メートルのベルトだと赤道を約4周半する量に相当する、年間1万1000トンのプラスチックを削減した実績がある。プラスチックゴミを1人あたり年間32キロ排出する日本で紙パッケージに変更すると、968人分に当たる年間31トンのプラスチック削減につながるという。

のんは、サステナブル(持続可能)な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」に強い関心を持っており、脱プラスチックの取り組みとして「エコバック、マイボトルを使っています。出来ることは、やっていますね。世の中の人も意識は高まっていると思う。広まっていると思う」と語った。その上で「(SDGs)12項目目の『作る責任、使う責任という』ところに共感していて、衣装として1回着て、着られない、似合わなくなった服がためてあるんですけど、アップサイクルで、組み合わせて着たりとか…」と語った。

パスタも大好きで「トマトソースが好きです。タマネギやベーコンを入れて…バリラのトマトソース、おいしいです」と、バリラを以前から愛用していると笑みを浮かべた。「トマトソースも得意なんですけど、クリームソース、ホワイトソースも得意。おいしいです。究極に簡単なレシピを見つけて。ブロッコリー、タマネギも入ってますし、後はお好みでエノキ」と料理好きの一面をのぞかせた。

バリラが日本で新紙パッケージに移行することについては「プラスチックパッケージからの卒業、おめでとうございます。地球4周半分のプラスチックの削減につながる。素晴らしい取り組みだなと思います。SDGsをしながら、おいしいパスタを作って下さい」とエールを送った。