俳優西島秀俊(50)が15日、東京・Bunkamura ザ・ミュージアムで、「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 美しき棺のメッセージ」(16日~6月27日)のオープニングイベントに出席した。

ヨーロッパ5大エジプトコレクションに数えられる、オランダ・ライデン国立古代博物館から、人や動物のミイラや棺など、厳選した200点以上を展示。12点の棺(ひつぎ)を立たせた状態で一堂に集結させた。また、最新の科学技術を駆使し、医学的な知識やミイラづくりの過程などを解き明かし、これまでのエジプト展とは一線を画す展覧会となっている。

12点の棺に囲まれた西島は「圧巻です。ミステリアスな空気、正直怖いです」と異様な雰囲気を堪能。

周りには「エジプト好きな友人が多い」といい「何でですかね。ミイラとか好きなんですかね」と臆測。 自身も「ミイラには興味がある」というが「ミイラにはなりたくないです」と笑わせた。

本展で、オフィシャルナビゲーターに就任し、音声ガイドのナレーションを務めた西島。音声ガイドナレーションを務めるのは初めてで「皆さんと一緒に回るイメージでやろうと思いました」と心掛けたことを明かした。

実際に声を聞いてみた感想を問われると「固かったです」と苦笑いを浮かべ「50点くらい。まだまだです」と辛口採点した。

最後に「コロナ禍で海外に行くことができないからこそ、非日常的な、違う場所に行くような体験をこちらに来て味わっていただきたい」とPRした。