俳優緒形直人(53)と女優仙道敦子(51)の息子、緒形りょう(21)が2日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」でバラエティー初出演した。

番組冒頭では名を伏せ「有名俳優の息子さん、お母さんも女優さん」と紹介された。近藤春菜は「北斗(晶)さん」と珍回答。一方でゲストのさだまさしは、「お父さんから(出演の)メール入りました。な~に、ってメールにつぶやいてました」と、番組前に父直人からネタバレされたことを明かした。

その後、りょうの正体が明かされると、スタジオは「え~」と驚いた反応。りょうは番組出演の際、両親から「2世とか3世は入り口が早いとかで、いろいろ言われがち。そこを踏まえて謙虚に出なさい」と助言されたことを明かした。

祖父は日本を代表する名優の緒形拳さん。りょうは「小さいころから祖父を見て、莫大(ばくだい)なオーラがあって、毎回パンチしてました」と、おさな心に反発するほど大きな存在だったことを回想した。

自らを「母親似でございます」とりょう。色白で顔の全体は母の仙道似で、切れ長の目に父親の面影も。終始やわらかい物腰をみせたりょうは、家での父直人について「甘々です」と明かし、「昔から礼儀とか人に対するリスペクトを大切にしていて、そこだけはほんとうに厳しく(育てられた)」と話した。母の仙道については「天然でちょっとドジ。段差ないのにつまずいたり」と暴露した。また自身が滝沢カレンのファンであることもリップサービスした。

りょうは10代でロサンゼルスに留学し、アートを勉強。帰国後、モデルや俳優として活動をスタートした。番組放送後にはSNSを更新。「僕にとって今回の出演は感動的なものでした。小さい時からいつもテレビで見ていた番組、方々が目の前に居られて、感極まっていました」「これから謙虚に自分らしく頑張りたいと思ってます!よろしくお願いします」などとつづった。