デヴィ夫人(81)が12日、都内で自身が開催する音楽コンクール「第1回 イブラ・グランド・アワード・ジャパン」の発表会に出席した。

同コンクールはイタリア・イブラで30年に渡って開催されており、今回はそのアジア版。参加者の条件は日本国籍を有することのみ。そのほかの学歴や年齢などは一切設けられない。

デヴィ夫人は開催理由として「才能を持ちながらも年齢のせいでコンクールに出られない人がいる。その現状に一石を投じることが出来ないか考えたため」と説明した。そして「世界に飛び立つ素晴らしい人材の発掘を目指している。このコンクールが日本の文化発展の起爆剤になって欲しい」と期待を込めた。

審査基準は演奏だけでなく、自己PRなど人間性も含め総合的に審査される。優勝者には賞金100万円のほか、ニューヨーク・カーネギーホールでの出演機会が設けられる。また、ファイナル審査員を歌手秋川雅史(53)らが務める。