女優松たか子(43)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(火曜午後9時)の第9話が、8日に放送される。

松が演じる大豆田とわ子は、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長で離婚歴3回の40歳。松田龍平(37)演じる最初の夫でレストランのオーナー兼ギャルソンの田中八作との間に生まれた中学3年の娘・唄(豊嶋花=14)と暮らしている。2番目の夫のファッションカメラマン佐藤鹿太郎(かたろう)を東京03の角田晃広(47)、3番目の夫で「しろくまハウジング」顧問弁護士のエリート弁護士・中村慎森(しんしん)を岡田将生(31)が演じる。とわ子と3人の元夫たちの物語。

第9話では、しろくまハウジングを買収した外資系ファンド・マディソンパートナーズの買収責任者の小鳥遊大史(オダギリジョー)が、ビジネス上は敵対関係にありながら、とわ子と心を通わせる。

ところが、社長からの恩義に縛られることなく生きることを選んだ大史は、かねて誘われていたマレーシアの会社に転職することを決断。さらに、現地では建築士としてとわ子の仕事も見込めるとして、「人生を一緒に生きるパートナーになってくれませんか」とプロポーズをする。

そのことを八作に伝えた唄は、「取り乱すから」と慎森には内緒にしておくように頼み込むが、運悪くそこへ慎森が現れる。その後、バッティングセンターで大史と待ち合わせていたとわ子の元に、なぜか八作、慎森が現れる。

慎森いわく、八作がプロボウラーと結婚することになった、と。困惑しながら結婚報告する八作の話を聞いていたとわ子だったが、そこに遅れてきた大史が現れる。

唄の応援もあり、4度目の結婚や新天地での生活に期待をふくらませつつも、一方では社長として会社と社員たちの行く末も気になるとわ子。そんな彼女に対して、元夫たちはそれぞれの思いを胸に行動を起こす。