5人組ビジュアル系バンド「DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)」が5日、東京・有明の東京ガーデンシアターで1年4カ月ぶりの有観客ライブ「疎外」を行った。

新型コロナウイルスの影響で公演中止が相次ぎ、昨年2月のフランス・パリ公演以来。日本公演は一昨年暮れ以来、1年6カ月ぶりだ。

1曲目の「DOZING GREEN(Acoustic Ver.)」からエンジン全開。ライブを待ち望んでいたキャパの半分のファン4000人が熱狂した。エンディングは「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」。パフォーマンスを終えたメンバーはステージから手を挙げてファンの応援に答えた。

当初は先月6日に予定していたが、緊急事態宣言の発出により延期。感染予防対策を徹底して、開催にこぎつけた。ギターでリーダーの薫は「今日は一緒に歌うことのできる楽曲が少なかったので、これからのツアーでは増やしていきます」と話した。

また、9月3日から2年ぶりとなる全国ツアー「TOUR21 DESPERATE」(全16公演)を開催することも発表された。