女優黒島結菜(24)が主演を務める22年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第2弾出演者発表が8日、同局のドラマ公式ツイッターで行われ、宮沢氷魚(27)の出演が明らかになった。

今週紹介されるのは、ヒロイン・比嘉暢子の生まれ故郷を彩る「沖縄の人々」で、宮沢は東京からやってきた家族の友人・青柳和彦を演じる。

演じる和彦は、父親の仕事の都合で、子どもの頃に暢子たちの暮らす村に滞在。当初は沖縄になじめない気持ちで暮らすが、やがて比嘉家の友人となる。宮沢は役柄について「自分にすごく近いものを感じました。僕は生まれがアメリカで、生後すぐに日本での生活が始まりました。幼少期からインターナショナルスクールに通っていたこともあり、近所の子どもたちや、環境になじめない経験もあります。新しい環境になじむ難しさを知っているからこそ和彦の気持ちはとても理解できます」とコメント。

朝ドラ初出演は前々作「エール」で、「終盤に登場する重要な役だったためとても緊張しましたが、明るい現場で毎日楽しく撮影に挑んでいました。現場の明るさ、あたたかさがそのまま皆さんに届くと信じているので、『ちむどんどん』も毎日楽しみながら、明るく撮影したいと思います」と意気込んでいる。

「ちむどんどん」は沖縄の言葉で「チム(心臓)」が高鳴る様子のことで、沖縄の本土復帰から50年の節目に放送される。106作目の朝ドラ作品で、沖縄から東京へと料理の夢を追うヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4きょうだいの絆を描く。映画「パッチギ」や朝ドラ「マッサン」の羽原大介氏のオリジナル脚本作。語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

出演者発表は3週にわたり行われ、先週第1弾は暢子の家族として仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌の出演を発表。今週は「沖縄の人々」、3週目は「東京や鶴見の人々」を予定している。