女優黒島結菜(24)が主演を務める22年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第2弾出演者発表が8日、同局のドラマ公式ツイッターで行われ、片桐はいり(58)の出演が明らかになった。

この日は、ヒロイン・比嘉暢子の生まれ故郷を彩る「沖縄の人々」を発表。片桐は、暢子らが通う高校の音楽教師で、暢子の妹・歌子(上白石萌歌)に歌の才能があることを見抜く下地響子を演じる。

片桐は演じる役柄について「音楽を愛するあまり、時に思いがあふれてとんでもないことになる、という姉妹の高校の音楽教師の役をいただきました。『北風』と『太陽』をいっしょくたにしたような先生にできないかしら、と今は夢想しています」。

朝ドラは「あまちゃん」と「とと姉ちゃん」に出演しており、「今回はドラマや映画でもなかなか見る機会が少ない50年前の沖縄!に行くことができるので、とても楽しみです」と撮影を心待ちにしている。

「ちむどんどん」は沖縄の言葉で「チム(心臓)」が高鳴る様子のことで、沖縄の本土復帰から50年の節目に放送される。106作目の朝ドラ作品で、沖縄から東京へと料理の夢を追うヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4きょうだいの絆を描く。映画「パッチギ」や朝ドラ「マッサン」の羽原大介氏のオリジナル脚本作。語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

出演者発表は3週にわたり行われ、第1弾は暢子の家族として仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌の出演を発表。第2弾のこの日は「沖縄の人々」として宮沢氷魚、山田裕貴、前田公輝、山路和弘の出演が明らかになっている。

3週目は「東京や鶴見の人々」を予定している。