アニメ「進撃の巨人」の主人公、エレン・イェーガー役を務める声優の梶裕貴が、原作漫画の単行本の最終34巻を読了し、「あとは我々が、エンドロールに向かって、戦うのみ」と思いをつづった。

梶は最終巻発売前日の8日、「ついに、明日。『#進撃の巨人』最終巻発売。演じる準備はできています」とツイート。日付が変わってすぐ、「『進撃の巨人』最終巻、読了」と報告し、「諫山創先生。あらためて、素晴らしい作品を生み出してくださり、本当にありがとうございました」と原作者に感謝するとともに、「あとは我々が、エンドロールに向かって、戦うのみ」とした。

「進撃の巨人」34巻は、通常版のほか2種類の特装版「Beginning(ビギニング)」と「Ending(エンディング)」を刊行。特装版には小冊子がつき、「Beginning」には連載前の幻のネーム2話分が収録される。「別冊少年マガジン」創刊号への連載をかけた「連載会議」に提出されたネームで、諫山氏が連載獲得後に自ら構想などを練り直したため、連載版とは違う部分が多々あるが最終巻を記念して収録が決まった。

「Ending」には、138話と最終話のネームが収録される。諫山氏によって原稿化されたが、実際に世に出たものとは多少違う部分もあるといい、打ち合わせや作画用の同氏のメモも収録。「Beginning」とともに電子書籍版の刊行も予定している。