4日に第2子となる女の子を出産したメーガン妃と米ドラマ「SUITS/スーツ」で共演していた俳優パトリック・J・アダムス(39)が、妻の女優トローヤン・べリサリオ(35)とともに出演したポッドキャストの番組で、5月15日に誕生した第2子は車中出産だったことを明かした。病院に向かっている最中に激しい陣痛に襲われ、駐車場に到着した時にはすでに生まれる直前の状態だったと語り、べリサリオが「パンツをおろして!」と叫び、アダムスがパンツを下ろすとすでに赤ちゃんの頭が見えており、そのまま自ら赤ちゃんを取り上げることになったと壮絶な出産体験を告白した。

長女を出産した時には陣痛が26時間続いたことから2人とも子供が生まれるまで余裕があると思っていたことが原因だったようで、スタッフをすぐ呼ぶよう駐車場のセキュリティーに叫んだものの間に合わず、そのまま車の中で四つんばいになり、出産が始まってしまったという。アダムスは「パニックになっている余裕なんてなかった」と語り、「目の前に赤ちゃんの頭があって、体が出てくる前にへその緒が首に巻き付いていないか確認した」と覚悟を決めて冷静に対処したことを明かした。一方のべリサリオも赤ちゃんを受け取ったパトリックが頭を下にして逆さに抱いているのを自身の肩越しにみて、赤ちゃんが鳴き声をあげたので、「娘は生きている。大丈夫ね。息をしているわ」と安堵(あんど)したと出産直後の様子を語った。

べリサリオはその後、病院の駐車場で娘を抱いてパトリックと並んで立つ写真と共に「娘が生まれたのはまさにこの場所。私の人生で最もクレイジーな15分間の出来事を皆さんと共有できて光栄です」とコメントを添えて投稿している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)