1989年(平元)に亡くなった国民的歌手・美空ひばりさん(享年52)の33回忌となった24日、都内で、徳光和夫(80)が司会で「東京タワーライトアップ点灯式」が行われた。

東京タワーは昭和33年に完成し、高さは333メートル。翌34年に「東京タワー」をリリースした、ひばりさんが大好きだった紫色に点灯した。徳光は「昭和の象徴となった東京タワーと、美空ひばりさん、33回忌にふさわしいライトアップと言えるのでは」。そして「平成30年間で、CDを2000万枚以上、売り上げた。亡くなられた後、ファンになられた方も多いと思います」と話した。

息子である、ひばりプロダクション代表の加藤和也さんは、東京タワーを見て「感無量です。とてもきれいです。本当にみなさまのおかげです。感謝しています」と語った。

徳光は、ひばりさんとの思い出について「ひばりさんに、今の和也さんを見てほしいと思います。ここまで立派になって。『とにかく母親になれたということが、こんなに素晴らしいことなのか』と歌番組でおっしゃっていたのが印象的でしたね」と明かした。

ひばりさんについては「私が話すなんて、大変おこがましいのですが」と、前置きし「最高の歌姫で、女王であった。全てがパーフェクトであったと思います」と話した。

この日は、全世界のファンが参加した、オンライン法要も行われ、その後「33回忌特別編集フィルムコンサート」も公開された。