俳優鈴木亮平(38)が、主演するTBS系連続ドラマ、日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜午後9時、4日スタート)のリモート会見をこのほど行った。

同作は、最新医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で重大事故や災害現場といった緊急事態に駆けつけて救命処置を施す救急救命チーム「TOKYO MER」の物語。

鈴木は、同局看板枠への初主演で「TOKYO MER」のリーダー、驚異的な技術を持つスーパー救命救急医・喜多見幸太を演じる。喜多見は鈴木をイメージして作られたといい「医療に関しては経験豊富なスーパードクターなんですけど、結構普段頼りないというか、ヘラヘラしている。僕ってそういうイメージなのかなって台本を読んだ時は思いました(笑い)制作陣が、アベンジャーズのようなチームにしたいとおっしゃってて、ヒーロー感を描くということで、7人いるんですけど、それぞれがかっこいいヒーローに見えたらいいなと思っています」と意気込んだ。

現場では、女性陣が鈴木をいじっているという。菜々緒(32)は「結構ドジっ子なんですよね。ちょっと抜けている感じが私の中ではあって、話している時の例えが不思議なチョイスだったり。そういうことが多いですね」。中条あやみ(24)は「女性チームがギャップもえ、かわいいって、言っています」。これに鈴木は「女性陣にいじられているのは感じています」と照れた。

会見では、七夕も近いということで、願いを短冊に記入。鈴木は「全ての傷病者を救えますように」。「本当に、オペシーンが大変で、昨日もずっと時間ギリギリまでやっていて、間に合わないんじゃないか、救えないんじゃないかっていう、時間との闘いです。だから、今後のオペシーンも時間内に撮り終えたい。救いたい。そうすると僕らも救われます」と話した。

最後に「東京MERというチームは架空の医療チームですが、その裏にあるテーマは、医療従事者の方々、救命医療に携わっている方々、すべての人への感謝です」。

そして「子どもたちもこれを見て、人を救うってなんて美しいんだ、すばらしいんだ、かっこいいんだっていうのを思っていただけるはずです。見どころはとにかく最初の15分を見ていただければ目が離せなくなります。僕たちの伝えたい思い、本気が分かっていただけると思います」と力を込めた。

賀来賢人(31)仲里依紗(31)石田ゆり子(51)も出席。