テレビ東京定例社長会見が1日、オンラインで行われ、23日から開幕する東京五輪の中継体制について言及した。

石川一郎社長は、東京五輪開催にあたり「安心安全に番組を届けるために我々がまず、自分を守ることをしなくてはならない」と力を込めた。

先週までに、職域接種を行ったといい「局員、制作会社スタッフ、五輪関係者など2000人弱の人が1回目のワクチン接種を終えました」と報告。「できる限りの感染対策をしています」と自信を見せた。

また、五輪中継面では、リモートカメラを活用するといい「国立競技場のメインのスタジオにカメラを置き、有明の国際放送センターから国立競技場のカメラをリモートでコントロールしながら番組を作るということをやります」と新たな方針を示した。

意図として「スタジオを密にしないで感染リスクを下げるということができる。カメラを使う人を減らして密を避けるという狙いがある」と話し、徹底的な感染対策を行う姿勢を見せた。