29日に放送された女優比嘉愛未(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「推しの王子様」(木曜午後10時)の第3話の世帯平均視聴率が関東地区で4・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であることが30日、分かった。個人視聴率は2・2%。

初回から6・0%、5・0%だった(いずれも世帯平均視聴率)。

比嘉が演じるのは女性向け恋愛ゲームを手掛けるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・日高泉美。次回作に悩む中で自社の大ヒットゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター、ケント様にそっくりのイケメン五十嵐航(渡邊圭祐=27)に突然出会う。泉美は不作法、無教養、無気力な航を雇って、理想の男性に育てることを決意する、現代版の“逆マイ・フェア・レディ”。

第3話で泉美たちペガサス・インクは、新作乙女ゲームの開発にむけて、水嶋十蔵(船越英一郎)率いるランタン・ホールディングスに出資を持ちかけ、企画書を提出した。企画へのリアクションを聞くために、泉美は副社長の光井(ディーン・フジオカ)とともにランタン・ホールディングスを訪れるが、応対したのはメディア事業部の小島(竹森千人)だけだった。

その席で、企画のさらなるブラッシュアップを提案された泉美たちは、芽衣(徳永えり)や有栖川(瀬戸利樹)らスタッフに、先方の意向を組み込んで、もう1度、企画書を作り直すよう指示する。そのとき、航の姿がないことに気づく泉美。実は航は、会議中に居眠りを始め、そのまま会議室で眠っているという。

泉美は、航が他のスタッフと話している専門用語を理解できず、用語集を読んで勉強しようとしたものの苦戦していることを知る。航に、物事を学ぶ意味や、その先に見える景色の素晴らしさを教えてあげたいと決意した泉美は、彼にITの専門用語集や小説などを渡し、感想を書いて提出するよう命じる。

数日後、泉美たちは、ランタンの中核事業でもあるアウトドア事業の要素を生かすなど、先方の要望を盛り込む工夫を続け、何とか最終プレゼン用の企画書をまとめて提出する。しかし、ランタン側からはさらにむちゃな注文が届いた。