NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の29日に放送された第54話の平均世帯視聴率が16・3%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、局地的な大雨の影響で、完成したばかりのアンダーパスが冠水する事故が起こる。朝岡(西島秀俊)たちは改めて予報の難しさを痛感するが、特に百音は水の怖さを視聴者に伝えなくては、と焦り、翌日から番組でも水の事故対策ばかりを伝えようとしてしまう。自然は怖いだけではないことも伝えてもらえないか、と朝岡に諭され、落ち込む百音。「ああ…何で…」とコインランドリーで肩を落としていると、そこへ現れたのはなんと菅波(坂口健太郎)だった。