窪塚洋介(42)が14日、都内で行われた主演映画「全員切腹」(豊田利晃監督)東京初日舞台あいさつで、切腹シーンの撮影後、体が硬直するほど演技に入り込んだことを「1回、死んだと思います」と振り返った。

窪塚は、井戸に毒をまいて疫病を広めた罪で切腹を命じられた浪人を演じた。浪人が切腹、介錯(かいしゃく)されるシーンについて、豊田監督は、映画を見た人から窪塚の青くなった顔色はCGかと問われたと語った。「(青いのは)血管で、息を止めて(演じて)いるから顔が青くなっていく」と説明。窪塚は「死んじゃったんで…」と笑みを浮かべた。