ジャニーズ事務所の藤島メリー泰子名誉会長が今月14日午前、都内の病院で、肺炎のため93歳で急死した。同事務所が死去を公表して一夜明けた14日、嵐の櫻井翔(39)が同事務所を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り。

「20年にもなるの?

よく頑張ったね。

新しいことを始めるのも大変だけど、20年やって、そこから続けていくことはもっと大変だよ。人さまに笑われないようにね。頑張って。」

2019年1月に、活動休止を決めた旨を報告した時に頂いた言葉です。

20歳を過ぎた頃には、お酒の飲み方を教わりました。

“どのように生きるか”を教えて頂きました。

報道に足を踏み入れた頃、事務所へ行くと

“櫻井にこれを”と積み上げられた資料を頂きました。

自虐を含んだ謙遜をすると「そんなの関わる方に失礼じゃない」とご指導頂きました。

このような愛情を、全てのタレントに“ファミリー”の如く注いで下さいました。

昨年末には嵐とテレビ電話で話しました。

「コロナが落ち着いたら、ご飯に行こうね」

約束していたのに、やっと会えたのは亡くなった後でした。悔しいです。

枕元には嵐からプレゼントしたマグカップが置いてありました。

思い出を振り返ると、不思議と声色も耳元で響きます。

人に会うのが好きなメリーさんだから、天国で賑やかにしてたらいいな。

ゆっくり休んでください。ありがとう。