福山雅治(52)賀来賢人(32)らが所属する大手芸能事務所「アミューズ」が、ファッション誌「JUNON」と初タッグを組んだ他薦オーディション「あなたの推しを教えてください #推しエール」の最終審査が18日、都内で行われ、応募総数8351人の中から、磯野泉さん(17)がグランプリに輝いた。

最終審査後の囲み取材では、2人に加え、プレゼンターの野村周平(27)恒松祐里(22)も登壇した。

磯野さんは、受賞の瞬間の気持ちを「地元の駅で、新幹線に乗った時からの思いがグッとよぎって、今回のオーディションで応援してくれた人に恩返しが出来ると感じました」と振り返った。

受賞をへて「とりあえずうれしいです。小学6年から俳優になりたいという夢があって、友人にしゃべって、推薦してもらって。こんな結果になると思っていなかったので、スタートラインに立てて、これから、スタートダッシュして走りだします」と意気込んだ。

共演したい人物について1度、藤原竜也と答え、最後に追加で「三宅裕司さんです」。これに野村は「三宅さんかいっ!」と、ずっこけたが、「(13年~16年にBSフジで放送された)落語小僧に出たとき、『君、将来俳優いいんじゃない?』って言われたので、自分が看板俳優になって、共演できたらと思います」という“いい話”を聞き、納得の表情を浮かべた。

受賞者に、野村は「芸能界って特別ですけど、自分を貫き通して、自分の意志だけちゃんともって、生活して欲しい」。恒松は「結局、自分が持っているものしか出せないと思うので、自分自身っていうのを深めていってもらえたら」とエールを送った。

他薦オーディションは2009年以来、2度目。初回では現在活躍中の吉沢亮(27)野村、坂ノ上茜(25)福田彩乃(32)らを生み出した。

今回の対象は、4月1日時点で12~30歳の男性。他薦を採用することで、SNSで自由に発信できる時代特性を生かし、本人も気づいていない隠れた才能を発見する狙いがあった。合格者はアミューズに所属し、歌手、俳優、声優、モデル、タレントなどマルチに活躍するアイドルを目指す。