俳優中尾暢樹(まさき=24)が、人気コミックの舞台版、「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~うずまきナルト物語~」で、うずまきナルトを演じることが19日、発表された。12月4~13日は東京・日本青年館ホール、同25日~22年1月2日はメルパルクホール大阪。

同舞台シリーズは15年に初演され、海外公演も行われた。上演は19年以来で、新作は4年ぶり。ナルト役は初演から松岡広大が演じていたが、今回、中尾が引き継ぐことになる。

中尾は「役が決まってから原作の『NARUTO』を読み返しました。今までの読み方とは変わってナルトの心情や行動原理を理解しようとすると、ナルトの熱い心や仲間への思いが自分の中に入っていくようで、こんなすてきな役を演じられることが幸せだなとかみ締めております。世界中から愛されているこの作品。1人の役者としていちファンとして、愛すべきナルトを全うしたいと思います」とのコメントを発表した。

うちはサスケ役は引き続き、佐藤流司が演じる。佐藤は「6年になります。サスケを演じて、それほどの月日が流れました。小学校を卒業できちゃいます。私はうちはサスケを愛してやみません。止めどないこの愛を、どこにぶつけましょう。お客様に、キャストに、木ノ葉に、ナルトにぶつけましょう。心身共にサスケに追いつけるよう、仕上げてまいりました。世界中から愛されるこの作品を、あらためて一緒に体験しましょう」とコメントしている。