NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の30日に放送された第76話の平均世帯視聴率が15・3%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、亮(永瀬廉)の父新次(浅野忠信)が、ふたたび酒を飲んで暴れたことを知り、亮は東京で行方をくらませていた。百音と口論した未知(蒔田彩珠)は部屋を飛び出し、明日美(恒松祐里)が2人の会話を聞き、心配になって部屋にやってきた。そして百音は明日美に、亮のことを全て話した。朝になって亜哉子(鈴木京香)からの電話で、亮は高速バスで気仙沼に戻ることになったと聞いた。明日美と百音はこのまま帰らせてしまうのはよくないと考え、新宿のバスターミナルに亮を迎えに行こうとした。未知は「亮ちんが来てもらいたいのはお姉ちゃんだから」と迎えに行くのを拒否、すると明日美も「行ってきてよ」と百音に迎えに向かわせた。その後、百音と約束をしていた菅波(坂口健太郎)が汐見湯にやって来ると未知は「姉はいません。出かけました。昨日会った亮の所に行きました」と伝えた。さらに「分かりませんでした? 空気感じませんでした。あの2人は昔から通じ合っている…」と言ったところで、明日美が話を止め未知をにらみつけた。一方、気仙沼へ戻ろうとしていた亮を迎えに行った百音は喫茶店で亮を見つけた。