女優波瑠(30)主演のフジテレビの連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)の最終回が13日、放送される。

働き方改革を目指す柏桜会グループが「あさひ海浜病院」に“365日24時間、どんな患者も断らない”医療を目指して、夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を立ち上げる。医師の朝倉美月(波瑠)は新たな就職先にナイト・ドクターを選ぶ。指導医の本郷亨(沢村一樹)の下、美月のほかに、深澤新(岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)が集まった。年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。

最終回では、美月(波瑠)、成瀬(田中)、深澤(岸)、幸保(岡崎)、桜庭(北村)たちは、本郷(沢村)からあさひ海浜病院のナイト・ドクターチームの解散を言い渡される。突然の知らせに、美月たちナイト・ドクターは衝撃を受ける。しかし、本郷はこの解散を喜んでいると言う。

解散が通達された夜、3件の事故が同時に発生し、ナイト・ドクターたちはそれぞれの現場に向かう。本郷の指示で現場に向かったのは、美月、深澤、幸保の3人。美月は電車の車両基地、深澤はゴミ処理場、幸保は高層オフィスビルで発生した事故だった。自分が出動しなかった事に疑問を持つ成瀬に、本郷は救命センターの指揮を任せる。

桜庭はあさひ海浜病院を運営する柏桜会本院院長で、母親でもある麗子(真矢ミキ)にナイト・ドクターチーム解散の事情を聴こうと電話をするがつながらない。そんな時、桜庭はトイレで倒れている患者を発見。急を要する患者の病状に、桜庭は自ら治療することを決意する。

事故現場で、それぞれに治療の判断を迫られる美月、深澤、幸保。病院のICUでは、桜庭も成瀬や本郷の手を借りずに患者のオペを進めようとしている。そして、ナイト・ドクターたちそれぞれが現場で治療にあたる医師は自分1人という厳しい夜を過ごす中、目の前にいる重症者に対して、大きな決断を迫られようとしていた。美月たちは長く、孤独な暗闇に立ち向かっていく。