V6岡田准一(40)主演映画「燃えよ剣」(原田真人監督、10月15日公開)の完成報告イベントが9日、都内で行われ、岡田や柴咲コウ(40)鈴木亮平(38)らが出席した。

累計発行部数500万部を超える司馬遼太郎の同名小説の映画化。岡田が新選組副長の土方歳三、土方と恋に落ちるお雪を柴咲、新選組局長の近藤勇を鈴木、沖田総司役を山田涼介(28)がそれぞれ演じた。

岡田は「これまでいろんな人物をやらせていただきましたが、土方は歴代で一番かっこいい人物。原田組に携われたのも幸せ。幕末を生き抜いたことを幸せに思える作品です」。柴咲も「男たちの戦う生きざまをぶつけ合う、新選組がうらやましかった。今回は支える側にまわりましたが、みなさんの心に届く作品です」と話した。

脚本では、土方と沖田とのシーンがあり、そのシーンを見学していた鈴木が「近藤もくわえてほしい」と原田監督に直訴したという。山田は「岡田くんは、3人だとどんなシーンがいいのか、サウナで考えていまして。2人で裸のまま、動き方を考えました」と振り返った。鈴木も「土方と沖田が仲よさそうだったので、近藤も加わりたいとお願いしたんです」。原田監督は「素晴らしいシーンになった。3人の関係性が生きるシーンだった」と絶賛した。

沖田を演じた山田は減量が大変だったといい、経験のある岡田や鈴木に減量方法を相談したという。岡田は「一番きつい方法を教えてしまいました」と笑わせた。

ほか、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明も出席。今作は当初、昨年5月公開の予定だったが、コロナ禍で今秋に延期された。