女優柴咲コウ(40)が26日放送のBS朝日ドキュメンタリー番組「地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~第2弾」(日曜午後9時)で番組ナビゲーターを務めることが11日、分かった。

自然環境との調和を目的にした製品や事業を展開する会社を立ち上げ、2018年には環境省の環境特別広報大使に就任するなど、環境への関心が高い柴咲が初めて、環境問題をテーマにした番組でナビゲーターを務める。

番組は、大洪水、巨大な台風、山火事、熱波、氷の融解、海面の上昇など、地球全体を襲うさまざまな異常事態に関係している「地球温暖化」から引き起こされる気候変動による影響や世界の現状を描いた。

昨年から北海道へ移住を進め、現在は、都内と北海道の2拠点生活を続けている柴咲は「幼い頃から自然への尊敬の思いがあって、自然と消費のバランスが取れているのかという疑問がありました。北海道の自然の中で暮らしていると、地球温暖化の影響が都会よりもダイレクトに感じることがあります。気候変動はこれまで地球の歴史の中でも何度もあったと言われてきましたが、今は、気候変動は自分たちのせいだったと突きつけられている、これからは本気で考えていかないといけないと思います」と強く訴えかけた。

自身の今後については、ゆくゆくは「(北海道が)拠点になればいいな」と話し「自給自足で体感したものを財産にしたい。もっともっと自分も知識を蓄えていかなければならないと思います。今回の、この番組で初めて知ったこともあるので、もう一度見て、保存版にしたいです」と力を込めた。