楽天の三木谷浩史会長兼社長(56)が16日、ツイッターを更新し、日本の移民政策について私見を述べた。

三木谷氏は「移民政策に対する不安は分かりますが、もはや他に手はないと思いますよ」と、移民受け入れを反対する声に異論を唱え、「幕末の攘夷論ではないけれど、現実を受け入れないと」とした。

「人口減少する国に経済発展はないし、科学技術には国際的なトップクラスの人材を集める必要がある」と、少子高齢化にともなう労働力不足などを補うためにも移民を受け入れるべきとの考えを示し、「その上で如何に日本らしさをキープするか」だとした。

このツイートには、フォロワーから「おっしゃる通りですが、残念ながら、いくつかの理由で国際的なトップクラスの人材は日本に来たがらないと思います。入れるか入れないという話より、なんで来たがらないという課題は重要と思います」「人口減少による労働力不足はAIを始めとした技術投資で突破出来ると信じています。安易な移民政策は技術投資の意欲を削り取り、国民の所得に下げの圧力をかけるため、個人的には反対です」「移民政策に力を入れるなら、少子化を解消するよう政策に力を入れて欲しいと思っています」など否定的な意見も少なからず寄せられている。