佐藤健（32）が1日、都内で行われた主演映画「護られなかった者たちへ」（瀬々敬久監督）初日舞台あいさつで「走る芝居が本当に嫌い」と吐露した。

劇中で連続殺人事件の容疑者を演じ、刑事役の阿部寛（57）に雨中、追いかけられるシーンがある。どんな役で再共演したいかという質問に、阿部が清原果耶（19）に視線を送りつつ「佐藤君を追っ掛けるの、すごく楽しかった。逆に僕が犯人で走ってもいい」と口にすると、佐藤は口元に苦笑いを浮かべた。そして「阿部さんは走るのが速いし、体力がすごい。本当に大変だった」と振り返った。

その上で「使われるのは10秒か、分かんないですけど何回もやるから大変」と走るシーンのきつさを訴えた。「るろうに剣心」などでハードなアクションを披露してきたが「（走るシーンの）『もう1回』は一番、つらい」と意外な！？　弱点を打ち明けた。