NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の20日に放送された第113話の平均世帯視聴率が16・4%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、耕治(内野聖陽)は、新次(浅野忠信)と亮(永瀬廉)に2人で話すよう促し、部屋を出ていく。亮は思い切って「一緒に船に乗ってほしい」と新次に伝える。それに対して新次は、自分の思いを話す。「オレが漁師をやるのは美波がいるのが大前提。それがかなわないなら、海で生きるのはあの日で終わりにしたい。だからオレは船には乗らない」と告げる。「オレが(亮を)見ているから。それで十分」と言う。亮も「分かった」と涙を浮かべながら受け入れる。

ようやく気持ちを伝えあった新次と亮。新次は、耕治をはじめ百音、亜哉子(鈴木京香)、未知(蒔田彩珠)、龍己(藤竜也)が見守る中、改めて、亮が船を買う資金のために提出する美波(坂井真紀)の死亡届に向き合う。耕治は新次に「お前は幸せになっていいんだよ」と話す。新次は死亡届に判を押す。