冨永愛(39)早乙女太一(30)中川大志(23)が9日、都内で行われた、未来のキモノの発信者、新しく進化するこれからのキモノを着て欲しい人に贈られるアワード「KIMONOIST(キモノイスト)」の授賞式に登壇した。

冨永は「まず、このような素晴らしい賞をいただき大変光栄に思っております」と笑顔。同アワードは、今回が第1回目の開催となった。「このような日本の伝統、文化を守り革新につなげていくという活動が第1回目ということに驚いております。第1回で終わらずにこのまま続いていくことを願っています」と力を込めた。

早乙女は、「受賞させていただき心から光栄に思います」。4歳から大衆演劇の劇団に足を踏み入れた。「自然と日本の歴史に触れてきました。これから、着物の魅力、日本の魅力が広がっていけばいいなと思います」と願いを込めた。洋服と着物の違いについては「やっぱり着物は、身が引き締まります。腹の筋が通るようなそんな気持ちになる。洋服とは違う色っぽさというか、着物特有の魅力がありますね」と語り「若い世代の方たちに『もっと(着物を)着たいな』って思ってもらえるようになればいいなと思います」と話した。

中川は「最初にお話を聞いた時は『僕でいいんですか?』っていう思いもよらない話でした。このような賞をいただき光栄に思っております」と感慨深げ。その後、冨永、早乙女、中川の順で、ランウエーウオークを披露すると、中川は「冨永さんと早乙女さんのあとに歩きたくなかったです。ガチガチになってしまいました」と緊張した様子で苦笑いを浮かべた。自身が披露した着物については「スマートさもありシャープさもありで、丈も長めに作られていて、男らしい豪快さもあってかっこいいなと思いました」とアピールした。

ほかに景井ひな(22)武田真治(48)松雪泰子(48)らが授賞した。