NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の2日に放送された第24話の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第23話の17・7%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、1947年(昭22)。米や砂糖、小豆など菓子作りの材料が少しずつ手に入るようになり、安子(上白石萌音)はおはぎやおまんじゅうを作って売り、るいとつましい暮らしをしていた。カムカム英語は日本中で爆発的な人気を誇っていた。倹約して買ったラジオから聞こえるカムカム英語は、安子とるいの毎日の楽しみだった。そして1年の時がたったころ、安子のもとにおはぎを毎朝200個届けて欲しいという注文が住吉の商店から舞い込む。安子は忙しくともるいと幸せな日々を送った。そんなある日、千吉(段田安則)が訪ねてくる。