フジテレビで5日から放送がスタートしたアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」(日曜午後11時15分)から登場するキャラクターを演じる、3人の声優が決定し6日、配信番組「鬼滅テレビ」内で発表された。

主要キャラクターであり鬼殺隊最高位の剣士<柱>の1人、宇髄天元の嫁の3人の、まきを役を石上静香、須磨(すま)役を東山奈央、雛鶴(ひなつる)役を種崎敦美が演じる。

3人はコメントを発表した。

◆まきを役・石上静香

「天元様のお嫁さんの1人、まきをちゃんを演じさせて頂きます、石上静香です! まきをちゃんを任せて頂けたこと、大変有り難く、身が引き締まる思いです。『遊郭編』もこれからドンドン盛り上がっていきますので、どうぞお楽しみに!」

◆須磨役・東山奈央

「天元様の妻の1人、須磨を演じさせていただきます東山奈央です! 待望の“鬼滅の刃”続編ということで、美しいアニメーションの中でキャラクターたちがより魅力的になって皆様のもとに届きますように。私も精いっぱい、須磨を演じさせていただきます! 放送までお楽しみに!」

◆雛鶴役・種崎敦美

「最高にステキでカッコいい宇髄天元様の、3人おります嫁のうちの1人・雛鶴を演じさせていただきます、種崎敦美です。嫁三人寄ればなんとやら…ということで、にぎやかに華やかに『遊郭編』を彩れたなら幸いです。何とぞよろしくお願い致します」

「鬼滅の刃」は漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏原作の人気漫画で、16年2月15日発売の「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、20年5月18日発売の同誌まで4年3カ月の間、休載なしで205話、掲載された。大正時代を舞台に、主人公竈門炭治郎(かまど・たんじろう、アニメの声=花江夏樹)が家族を殺した鬼と戦うために修業して「鬼殺隊」に入隊し、鬼と化した妹禰豆子(ねずこ、同=鬼頭明里)を人間に戻す方法を探して戦っていく物語。19年4月から9月までアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、人気が爆発的に高まった。

20年10月16日には原作漫画の7、8巻をアニメ映画化した「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が公開され、興行収入403億円を突破。その「無限列車編」をテレビアニメ化して、10月10日からフジテレビ系で全7話(日曜午後11時15分)放送。第1話は煉獄(れんごく)杏寿郎(声=日野聡)が鬼殺隊本部を旅立ち無限列車へと向かう道中の任務を描いた完全新作エピソードで、第2~7話は、無限列車での任務を、約70カットの新作追加映像と新規追加BGM、完全新作予告編、新主題歌映像とともに描いた。

「遊郭編」は、劇場版を含めた「竈門炭治郎 立志編」に続くシリーズで、炭治郎と対峙(たいじ)する上弦の陸・堕姫(だき)を沢城みゆきが演じる。