ディズニーミュージカル「美女と野獣」舞浜公演(22年10月開幕、舞浜アンフィシアター)の制作発表会が9日、千葉・浦安市のディズニーアンバサダーホテルで行われた。オリエンタルランド吉田謙次社長、劇団四季吉田智誉樹社長が意気込みを語った。

テーマパークとミュージカルのコラボレーションは日本初という。過去公演から、舞台美術、台本、演出を一新。上演時間を30分短縮し、テンポよく、ドラマがより明瞭になるとしている。この日は、劇場となるアンフィシアターの見学会も行われ、エプロンステージを生かした演出の構想なども披露された。

四季の吉田社長は「ディズニーコンテンツを通して親和性の高い両社がタッグを組むことにより、日本のエンターテインメント新潮流を生み出したい」。また、コロナ禍で受けた打撃を踏まえ、「心の栄養であるエンターテインメントは人生を生きる上で欠かせないもの。両社でしっかり盛り上げ、究極のラブストーリーを楽しんでいただきたい」と話した。