7年連続7回目出場の乃木坂46は「きっかけ」を披露した。

この日をもってグループから卒業する生田絵梨花(24)にとってはアイドルラストステージ。ピアノ演奏を担当し、歌声も披露。途中から瞳をうるませ、歌唱後は「10年間応援してくださって、ありがとうございました! これからも、乃木坂46をよろしくお願いします」と涙した。

出番後に関係者を通じて取材に応じた生田は「始まる前から(涙腺が)不安定で、みんなに『大丈夫だよ』って励ましてもらいました。冷静にならなきゃ、と思っていたんですけど、歌っているうちに『終わるんだな』と実感していって…」と明かした。歌唱後は、メンバーたちから身を寄せられ、抱きつかれ、大泣きしたという。

アイドルラストステージを終え、メンバーへの卒業のあいさつも終えた。「すごく寂しいけど、すごく幸せだなって思います。いい仲間に恵まれて、しかもラストを紅白で終えられて、本当に幸せです!」と言い切った。

11年8月に乃木坂46に加入。常に中心メンバーとしてグループを支え、本格ミュージカルに多数出演するなど幅広く活躍した。卒業後もソロで女優業を中心に活動していく。「1回リセットしなきゃ、ですね。ずっと突っ走ってきたし、やっぱり『乃木坂46の生田』というのを意識してきたので」と説明。「乃木坂のイメージももちろん大事ですけど、それ以外の表情を見てもらったり、知ってもらえるように活動していきたいです」と意気込んだ。