女優前田敦子(30)が船釣りでサメをつり上げたエピソードを明かした。21日、横浜市内で行われた「釣りフェスティバル2022」内で行われた「クールアングラーズアワード2022」の授賞式に出席。釣りのイメージ向上、ファンの拡大に貢献した著名人に贈られる同賞を初受賞した。

09年に出演した釣り番組をきっかけに釣りを始め、小型船舶免許2級も取得。昨年12月にもイナダ釣りに出かけたというが「船長がサメがいっぱいいるから(釣ったイナダを)食べられないように気をつけて下さいって言っていて。実際、4回かかったんですけど、4回とも食べられてしまった」と振り返った。

1度はイナダとともにサメも海面まで上がってきたといい「興奮しましたね。初めてだったので、楽しかったです。船長が上まであげてくれました。かかった時はギュンって糸が下にいったので、私でもこれは魚じゃないって分かりました。そこからカワハギ釣りに変更して、山のように釣って満足して帰ってきました」と笑顔をみせた。

授賞式では当時の動画や写真も紹介。フードにサングラス姿で釣りに集中する前田の姿も映されており「雨も降ってきたけど、楽しくって。船長にもう帰ろうかって止められるまでやっていました。全然まだいられましたね。朝3時くらいに家を出て。釣りのためなら早起きはいくらでも」と話した。

釣りの楽しさについては「(魚が)かかった瞬間はたまらないです」と語り「(海面の)上まであがってこれた時のやったという感じ。途中で外れちゃったりもするので」と熱弁。船宿の船長らの優しさにも触れ「船を出してくれる船長さんも調べるとたくさんいらっしゃるので。教えてくださいって言うと、みなさんすごく優しいんですよ。やってみたいって言ったら教えますよっていう船長さんはたくさんいらっしゃると思うので、気軽に釣りって始められると思います」と語った。

これまでは芸能界の釣り友達はいなかったというが、最近は「行きたい」という人も増えてきたという。「みんなを巻き込んで芸能界の釣りブームを作りたい」と意気込み「私よりもすごい人はたくさんいるので、そういう先輩方とも仲良くなって行きたいなと思います」とさらなる釣行を見据えていた。