NHKは16日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)に、北条時房役で瀬戸康史(33)が出演すると発表した。

小栗旬(39)ふんする主人公、北条義時の弟を演じることになり、瀬戸は「もうその時点でものすごく楽しみで、役が決まったときは本当にうれしかったです」と振り返る。時房を「チャーミングな人物」といい、「最初こそちょっとほわっとしていて、『この子大丈夫かな?』と思うところもあるんですが、のちのち、どんどん時代にもまれていって成長していく姿を皆さんに楽しんでいただければうれしいです」と話す。

脚本三谷幸喜氏の舞台には何度も出演するが、映像作品は初という。今作の印象については「今までの大河ドラマとは違った感じがするというか、いい意味で今っぽい感じがして、スッと入り込めると感じました」。また「画面の中で暴れまわるいろいろな人たちを見るのが毎回楽しみです。時房は父・時政のあのちょっと抜けた感じを受け継いでいるのかなとか思ったりもします(笑い)」と話している。

三谷氏が脚本を手がける61作目の大河ドラマ。野心とは無縁だった青年・北条義時が鎌倉幕府の頂点に上り詰める姿を描く。