モデルや俳優に加えカメラマンの肩書をもつ古屋呂敏(31)が初写真展「refletion」(東京・渋谷のギャラリールデコ、18~20日)を開催することになり17日、同所で、モデルを務めた川床明日香(19)菊池日菜子(20)とともに取材に応じた。

カメラマンや映像クリエーターとして一時は裏方に徹していたこともある古屋は「これまではクライアントワークだったので、自分が心赴くままに撮影したものが印刷されて、いいなーと思いました」。

3人とも大手芸能事務所アミューズ所属で、本社の移転先である山梨・西湖で撮影した。「所属タレントの中で、僕が最も多く西湖に行っています」と胸を張る古屋だが、モデルの2人が「とにかく寒かった」と振り返ると、「本社を西湖に移した会社が悪い」と笑わせた。

川床は「撮ってもらう側の視点がわかっているので信頼感がありました」、菊池も「寒かったけど、撮影した写真をみせてもらい感動し、わくわくしました」と振り返った。

アミューズの若手タレントの中で「次に光るものをもっている」という理由で2人を指名した古屋は「こちらが望む以上の表情を見せてくれた。こんな表情はという提案もあり、信頼してもらえたのかなと思いました。役者とカメラマンと2つの視点で見えてくるものがあるので、2人から何が返ってくるのか、反射するのかを意識しました」。

今後の撮影したい被写体については「人物を撮るのが好きなので、そうですね、美しいヌードに挑戦したいですね」。初写真展については「入り口に鏡を置いてあります。見る前と見た後で、心の変化があればうれしいですね」と話した。