テレビ朝日の定例社長会見が22日、オンラインで行われ、亀山慶二社長の辞任で社長を兼務する早河洋会長が出席し、水谷豊主演の同局連続ドラマ「相棒season20」について言及した。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史が「season20」の放送が終わる3月をもって卒業する。

早河会長は反町について「これまでで、最多の出演回数。杉下右京とのコンビネーションが画面上でもそうですけど、掛け合いに、せりふ回しに、如実に表れている。いい世界を築いてくれた。さすがスターであるな、という実感がしています。深く感謝をしています」とねぎらい、「今後もテレビ朝日のドラマに出ていただきたいなと思います」と力を込めた。

反町に継ぐ次期相棒については「なかなか難しいわけでして…」とし「(放送開始から)20年以上たちますけど、世帯(視聴率)で16・0%と、とんでもない数字をたたき出しているので、新しい相棒を探す、というのは慎重かつ、丁寧にやらなければならないな、と思っております。水谷さんの意見といいますか、それも尊重していきたいと思います。もう少し時間をいただけたら」と話した。