女優板谷由夏(46)山本耕史(45)古田新太(56)が、23年に全世界同時配信されるTBS制作のNetflixシリーズ、「離婚しようよ」に出演することが3日、分かった。松坂桃李(33)が主演で、その妻役を仲里依紗(32)が務める。元関ジャニ∞錦戸亮(37)も出演する。

TBSとNetflixがタッグを組んだプロジェクトの第3弾で、現在のところ地上波放送との連動予定はなく、Netflix配信のみのドラマは初。

新人議員(松坂)と女優(仲)という結婚5年目で離婚危機に陥った夫婦を題材としたホームコメディー。愛の冷め切った2人が、実家からのプレッシャーなどをはねのけて離婚へと向かっていく。人気脚本家の宮藤官九郎氏と大石静氏による共同脚本にも注目だ。

松坂を鍛え上げる敏腕弁護士・印田薫役を務める板谷は「いんでん(印田)ちゃん、でお願いします。台本はもう爆笑です。このストーリーが、映像になると、きっととんでもないことになると思っているのですが、わたしも早く観たいです(笑い)。とにかく楽しめるよう、いんでんちゃんを作っていけたらな、と思っています!」と誓った。

松坂の対立議員候補・想田豪役を演じる山本耕史(45)は「宮藤官九郎さん、大石静さんの共同脚本という新しい試みで、僕も『この部分はどちらが書かれたんだろう?』などと予想しながら読んでしまいました」と脚本の感想を明かした。「登場人物やストーリー面でも『え? これってもしかしてあの人のことじゃ!?』なんて思わされたり、それでいて予想外の展開に驚かされたり。でも今ここでネタバレしたら偉い人たちにすごい怒られると思うので、僕からは一言だけ…そうだ! 選挙へGO! 想田豪、想田豪に清き1票を!」とユーモアたっぷりに呼び掛けた。

うさんくさいが敏腕な仲側の弁護士・石原ヘンリーK役の古田新太(56)は「クドカン作品」の常連だ。「何かせりふがいっぱいあるな、大変そうだな。でも(松坂)桃李と(仲)里依紗だしな、頑張るんだろうな、おいら。板谷さんは初めてだから楽しみだな」。

大石氏は「主役2人、母親たちも、浮気相手たち、弁護士たちも、政治家や秘書、愛媛の選挙民たちも、役者さんたちがどんな命を吹き込んでくれるのか、夢は膨らみますが、仕上がりは読めません」。宮藤氏は「いつかご一緒したかった山本さん、板谷さん。楽しみです。いつもすいませんの古田さん。いつもすいません。ああ、早く見たいです!」と心待ちにした。