片岡愛之助(54)が2日に初日を迎えた「錦秋十月大歌舞伎」(20日まで、東京・歌舞伎座)の第1部で「鯉つかみ」に出演した。 12年に兵庫・出石永楽館でつとめて以来、東京・明治座、博多座、大阪松竹座と各地で上演してきた愛之助が、初めて歌舞伎座で上演した。
鮮やかな歌舞伎の醍醐(だいご)味が詰まった演目で、本水と呼ばれる本物の水を使った豪快な大立ち回りが見どころ。客席まで水を飛ばすほどで、大きな拍手と歓声が起こった。
最後は、泳ぐようなダイナミックな動きの「泳ぎ六方」で花道を駆け抜けた。
愛之助は自身のインスタグラムに「初役は永楽館歌舞伎で水口一夫先生に作、演出をしていただきましたが、今年で一周忌です。先生に歌舞伎座での鯉つかみを見ててほしかったのですがかなわずでした。きっとニコニコと見てくれてると思います。先生、頑張るね!!」と、「永楽館歌舞伎」の立ち上げにも尽力した脚本家をしのんだ。



