お笑い芸人スマイリーキクチ(50)が9日、ツイッターを更新、政府が国会成立を目指す、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷に適用される侮辱罪を厳罰化する案について「『政治家の言論弾圧や言葉狩りに悪用される』と危惧している人が多い。それよりもブロガーやユーチューバーが、故意に不快にさせる投稿をして、示談金目的で悪用する方が心配」と懸念した。

スマイリーキクチは過去に何度もネットで誹謗中傷を受け、ブログには殺害予告のようなコメントが投稿されたこともある。経験を踏まえ、ネットの危険性や情報モラルについて講演活動も行っている。